縫いかけていた13個がやっと完成しました。
はじまりはコテツのechinoカットクロスセット
echinoの布に関してはもうコレクターレベルで、持っていること自体が趣味になっています。
もちろんときめく布でときめく小物など作って使う、というのもどんどん推進したいところですが「お気に入りの布ほど使えない・古い布はもう手に入らないから使えない・新しいのはもったいなくて使えない」という身動きのとれない本末転倒な状況。
そんなとき手を付けやすいのが「ファブリックスさんのおまけ布」と「コテツさんのカットクロスセット」。
ファブリックスさんでは、echinoの布を中心に宅配便にて購入するとechinoのはぎれをおまけに付けてくださいます。
まれに「この布欲しかったのよ！」という廃盤入手不可な布のはぎれが来ることもありますが、たいていの場合ときめくechino布はすでに手元にあるし、持ってないデザインのはそんなにときめいてないものなので、どちらにしても執着がないのです。
一方のホビー家コテツさんは千円ポッキリechinoカットクロスセットを販売されています。
30cmx30cmより少し余裕のある8枚セット。新柄も豊富に入っていて満足度が高く、手持ちの布とかぶってもそれはそれで今すぐ使えるということで在庫があるとついつい買ってしまいます。
2017年の年始にまた性懲りもなく2セット＋echinoドットモーリーのカットクロスセットもあわせて購入。
何も考えずなくても組み合わせでかわいくなるので前回もドットモーリーセットといっしょに購入し、小さめのフラットトートをたくさん製作。ちょっと何かを渡すときに重宝するので、今回もお渡し用バッグを作るつもりで購入してみました。
2セットのうち、白にシルバーラメのpieceなどまったく同じ柄が数種類、前回2016年9月に購入したのと同じ柄も数種あり、そちらは大きめのバッグぐらい作れそうなのでまとめていったん保管スペースへ。
玉付きファスナーも使いきれないくらいありました
そういえば玉付きメタルファスナーも売るほどあることを思い出し、個人的にはファスナーポーチでもっとも作りやすいと思っているパターンレーベルのクラッチバッグをベースにした裏付きフラットポーチでたくさん使おうと。
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こちらのクラッチバッグは裏なしで、ファスナーを丁寧に付けたあと中表で本体を縫い合わせてからぬいしろを内巻テープでくるむというもの。
ファスナーのきわは表裏ともにきっちりコバステッチで押さえてしまいたい！という主義のもとでは、裏地含めて本体を一度で（表地が中表になる状態ですべて重ねて）縫いあわせてぬいしろをくるむのがいちばんキレイに仕上がるので、特にマチなしのフラットポーチではこの作り方がいちばん好きです。
ぬいしろがゴロゴロするので角は出ませんけどね。それもまたかわいいです。
で、このパタレクラッチの応用フラットポーチを、表：echino綿麻キャンバス、裏：echinoドットモーリーで作ればきれいに使いきれるんじゃないか？
ファスナーも10、12、14、16、18、20cmまでまんべんなく使っていこう！とそれぞれのサイズで適当に裁断していくと、綿麻キャンバスのカットクロスが実は35cm四方ぐらいあるので、実際には12cmファスナー用と16cmファスナー用の2つ分とれたりするんです。
まとめて作業する→途中で飽きる
もともと同じものをたくさん作るのは味気なくて楽しくないです。そしてめんどくさがりなので、押さえと糸の交換がより少なくて済むように考えつつ、ファスナーつけ、ステッチをできる限りまとめて作業。
ファスナーを全部付け終わって、あとは本体を縫い合わせて内巻テープで仕上げるだけのところまできて飽きてしまって1か月以上放置していました。
ファスナーに表布、裏布を付けてそれぞれファスナーのわきにコバステッチをかけた様子
この状態でしばらく放置
もらい手がいると作業がはかどる
echinoの布でたくさん作っても売ることはできませんから（そもそも売るつもりはありませんが）差し上げるあてもなく作るというのも切ないので途中で手が止まってしまうのかもしれません。
今回は欲しいと言ってくださる方が現れたので作業再開できました。自分ですべて使いきることはできないので、大好きなechinoの布で作っただけで素敵に見えるマジックにかかっている作品を、喜んで使ってくれる人がいるのは本当にうれしいことです。
裏地はドットモーリーなので倍かわいいですしね。「内側もめっちゃかわいい〜！」とみんな大喜びでした。
